2020-11-17 第203回国会 衆議院 環境委員会 第2号
岐阜県の御嵩町が、ことし五月にJR側の遮水シートで残土を覆うという提案を拒否したということもありますが、この残土の処理というか、保管と管理について、環境省としてどういった今方針を持っているのか伺いたいと思います。
岐阜県の御嵩町が、ことし五月にJR側の遮水シートで残土を覆うという提案を拒否したということもありますが、この残土の処理というか、保管と管理について、環境省としてどういった今方針を持っているのか伺いたいと思います。
除去土壌等の保管については、放射性物質汚染対処特措法、除去土壌の保管に係るガイドライン、仮置場等技術指針等に基づいて、保管容器を遮水シートで被覆することによって除去土壌等の飛散、流出及び雨水などの浸入を防止することとしています。
御説明では、最後の最後のところでいろいろな対策を、地域によってということでございますけれども、遮水シートだとかいろいろな対策をして、最後に基準値を満たすものということで進められているかというふうに思うんですが、しかし、この前の段階というのは安全を満たしているというふうに捉えられないというふうに私は考えているんですが、そこまでの保証を国交省さんではできないですよね。
まず、この土壌貯蔵施設におきまして、遮水シートが破損するなどして地下水を汚染することはないのかどうかということが一点と、除去土壌をトラックに載せてトラックが移動していくんですけれども、その際であったり、あるいはトラックからダンプアップ時に、その土壌貯蔵施設に降ろすときなどに放射性物質が空中に飛散する危険性があるのではないかと、同行いただいた地元の議員から指摘がありました。
除染に伴い生じました除去土壌を貯蔵する土壌貯蔵施設におきましては、地下水等の汚染を防止するため、貯蔵地の底面、底のところを遮水シートで覆う等の措置を講じたところでございます。遮水シート等の施工に当たりましては、破損を防止するため、使用するシートの厚さや材料を定めるとともに、シートを二重に施設する等の対応を行っているところでございます。
仮置場に保管された除去土壌等につきましては、遮水シート等に包むことなどにより、飛散、流出がないよう管理することとしております。 また、原状回復の際に、空間線量率や表面線量率を測定し、保管していた除去土壌等による汚染が生じていないかどうかを確認した上で、仮に汚染が確認された場合には必要な措置を講ずることとしております。
これはあくまでも試験的にやった事例なのですが、実物大の大型堤防を用いて越流の実験を行ったところ、大型模型実験を行ったところ、遮水シートを裏のりに敷きまして、継ぎ部を接着しない場合には、継ぎ部への越流水の集中に伴って裏のり面の浸食が急激に進行すると、そういう実験の結果もございまして、そういった懸念があるということで、現時点では堤防裏のり面の対策を実施をしておりません。
これは、保管状況としては、二重のフレコンに収納の上、遮水シートをかぶせて屋外保管という状況になっておりますけれども、市からよく保管強化について御相談を今受けておりまして、引き続き、市とよく相談の上、対応を図ってまいりたいと思います。
現在の塩谷町の指定廃棄物の保管の状況につきましては、保管基準に従って、覆土する、遮水シートを覆うなど適切に対応しており、ある程度の風雨には十分耐えられる構造であると認識しております。 しかしながら、御指摘のように、浸水の懸念があるということは事実でございます。町からよく話を聞いて、場所の移動など当面できることについての引き続き協議を続けてまいりたいと考えてございます。
事業者の説明会では、廃棄物処分埋立ての際に、遮水シートの耐用年数は七十年という説明がありました。しかし、これはシートメーカーが可能性を示したものであって、七十年間もシートが耐えたという例はありません。 メーカーデータとISO劣化促進試験方法が明示されていませんが、七十年間は大丈夫だという根拠はあるというふうに環境省は見ておられるんでしょうか。
○政府参考人(鎌形浩史君) 遮水シートでございますが、高密度のポリエチレンシートなどで作られておりまして、日光、紫外線への暴露条件などでその耐用年数は変化するということでございます。例えば、遮水シートは遮光マットによるシート表面の保護や漏水検知システムによる破損状況のモニタリングによる適切な補修の実施など、確実な管理をすることにより大幅に耐久性が向上します。
それから三番目に、埋立てをしている場合でございますが、リサイクルをしていない場合は大体埋立てになるわけでございますが、遮水シートによる遮水工等、あるいは排水管理施設をきちっと設置し、排水管理基準に基づいて排水管理を行っておりますので、最終処分場外へ排出することのないように適切に管理されているところでございます。 次のスライドを御覧ください。
○参考人(佐々木五郎君) 最終処分場には基準がございまして、現在多くの最終処分場で遮水シートという相当厚いものを張って、絶対に水が漏れない、その下はコンクリートで施工するんですが、絶対漏れないということ。
二つ目が、同じく除去土壌等を貯蔵するものではございますが、放射性セシウム濃度が一キログラム当たり八千ベクレルを超えるものでございまして、覆土による飛散、流出を防止するとともに、遮水シート等により遮水をいたしまして地下水への溶出を防止したいというふうに考えております。 三つ目が、放射性セシウム濃度が一キログラム当たり十万ベクレルを超える廃棄物を貯蔵する廃棄物貯蔵施設でございます。
また、土壌等の、あるいは廃棄物等の溶出試験の結果を踏まえまして、放射性セシウム濃度が八千ベクレル以下ということで比較的低いものに関しましては地下水汚染のおそれがないと考えられる、こういう土壌に関しましては特別の遮水機能のない施設に貯蔵することができると判断する一方、八千ベクレルを超える土壌に関しましては、基本的には遮水シートで浸出水と地下水の接触を絶つ遮水機能を有する貯蔵施設に置こう、こういう基本方針
そこで、現状を報告しますと、堤防への遮水シートの設置や、遮水の矢板の設置等の対策を行うということを決定しまして、予算のあるということで国交省として手を打っておりまして、そして、今年成立しました昨年度の補正予算及び今年度の予算等で対策はほぼ全部できるということまでこぎ着けてきております。
プールの水漏れをする、あるいは遮水シートが水が漏れてしまうなどというのは、これももう土木技術上の最も基本的なものですよ。それから、あの事故が起きたときの一番最初にやらなければならなかったのは、瓦れきがたくさんある、あのたくさんある瓦れきをどういうふうに整理して作業スペースをつくるか。
これは通常の産廃処理に使う遮水シートです。この遮水シートで、例えば、中の内容物が漏れ出る、重金属が漏れ出る、これは通常の産業廃棄物の処理の段階でも十分に起こり得ることなんです。
これは、いわゆる切り土をして、そして遮水シートを敷いて、そこに汚染水をため込む、ため池のようなものをつくるというものであります。タンクではない分、ある意味これは大容量が可能だということです。 正常な状態と書いてありますが、これをごらんいただきますと、遮水シートというのがあります。これは二重になっています。切り土をしたところに遮水シートを敷いて、そこに汚染水を入れていくんですね。
今、議員が御指摘の、遮水シートの放射性物質吸着能力ということでございますけれども、地下貯槽の二重の遮水シート、さらにその外側にベントナイトのシートという三重の構造になってございます。その内側にあります遮水シートにつきましては、ポリエチレン製だということもあり、放射性物質の吸着能力はないというふうに東京電力から報告を受けております。
その辺に堰をつくって、遮水シートを敷いてそこに入れておくというくらいの普通の管理型の処分場では、この問題は解決できないと思っているんです。 最終的に、やはり土は洗って、きれいな土は戻す。そして、そこから高濃度の放射性物質を取り除いて、それをやはり地下に埋設していくというふうに私は思っているんですけれども、大臣の考えはいかがなんでしょうか。
それから、八千ベクレルを超えるというふうなものは、いわば鉄筋コンクリートなどで放射線を遮へいする効果の高い建物内での隔離、こういうふうなことでございますけれども、実は、このことにつきましては、なかなか困難なところもございますので、原子力安全委員会等々ともお話をさせていただき、人がむやみに立ち入らない場所の選定、あるいは遮水シートによるところの水のいわゆる浸透防止、飛散防止、あるいは保管場所の境界の空間線量
そこで、汚染された土壌を山積みする際に、産業廃棄物処理施設で使用しているような遮水シート、しっかりした、水が通らないシートを敷いたらどうかと提案したわけでありますが、市の側は、残念ながらお金がなくて難しいということで、一般のブルーシートということになったと聞きました。これでは短期しかもたないで、水がしみてしまうことになる。除染費用の心配から、仮置き場の設置さえこういう状況なんですよ。
一つは、トレンチの中に保管して、遮水シート等々で丸める、囲む、こういうような方法。もう一つは、上下の置換法、置きかえ法、これによるものだと。 トレンチの中に保管するのには、遮水シート、なぜかというと地下水に漏れ出さないためという話なんですが、上下の置きかえ法は、これは地下水に漏れちゃう。
これ、遮水シートでここ一件だけでした。ですから、私はこれは大いに参考例を、もう実施したわけですから、それで瓦れきの処理のシートまでこれは国が全額持って対応しているわけなんで、地元負担ないわけなんで、ほかの市町村に言ったらこれ是非参考にしたいと、そういうお話でございました。 お考えをお示ししてください。
搬入した災害廃棄物は、自動車や家電に加えて、金属、木くず、可燃ごみなどに分別して保管しておりますが、有害物質による土壌汚染を防ぐため遮水シートなどが敷設されております。 次に、仙台市の石積埋立処分場及び松森工場についてであります。 まず、石積埋立処分場は、焼却工場の焼却灰や不燃ごみを埋め立てているほか、焼却灰の溶融スラグを管理しています。